三つの特殊な手は何が違いますか?
キングサイドとクイーンサイド
白のキングサイドはキングg1・ルークf1、クイーンサイドはキングc1・ルークd1になります。黒はg8/f8、c8/d8です。キングの1手として片手で行い、キングから触れます。ルークを先に触ると4.4.2の扱いになります。
表を横にスクロールすると、すべての列を比較できます。
| 確認 | 条件 | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
| 履歴 | キングと対象ルークが未移動 | 元の位置へ戻しても権利は戻らない |
| 空きマス | 両駒の間がすべて空 | クイーンサイドのb1/b8も空が必要 |
| キングの経路 | 出発・通過・到着マスが安全 | チェックから逃れるためには使えない |
| ルークへの攻撃 | キングと同じ制限はない | ルークが攻撃されているだけでは禁止されない |
一時的にできない場合と、権利を失った場合
f1のビショップは、後で動けば道を空けられます。一方、e1を離れて戻ったキングは、両側のキャスリング権を永久に失っています。ルークだけが動いた場合は、そのルークとの権利を失います。現在の配置だけでは、それまでの経緯は分かりません。
次の盤では黒のルークがf1を攻撃しています。g1が安全でも、白のキングはf1を通ってキングサイドにキャスリングできません。再生するクイーンサイドへのキャスリングは合法です。
攻撃がなくなれば、この障害もなくなる可能性があります。ただし、キングと対象のルークが一度も動いていないことが前提です。3.8.2.1〜3.8.2.2を参照してください。攻撃されているマスの判定には、ピンされた駒も含めます。
アンパッサンは直後の1手だけ
黒がd7–d5と2マス進むと、e5の白ポーンは直後にexd6と取り、d5の黒ポーンを除去できます。白キングの安全も必要です。3.7.3.1〜3.7.3.2。
白がキングを動かして機会を見送ると、黒の応手後に同じポーンがd5に残っていても取れません。
局面への効果を考えて昇格先を選ぶ
最終ランクに到達したポーンは、同じ着手の中で同色のクイーン、ルーク、ビショップ、ナイトのいずれかに置き換えます。新しい駒の効力はすぐに生じます。以前取られた駒である必要はなく、クイーンを2枚持つこともできます。第3.7.3.3〜3.7.3.5条。
下でa7–a8を試し、リセットして昇格先を変えてください。この局面ではクイーンとルークはメイト、ビショップとナイトはデッドポジションによるドローです。別の局面なら、アンダープロモーションでステイルメイトを避けたり、ナイトのチェックを利用したりできます。
大会で必要な駒が見つからなければ、6.11.2に従って時計を止め、アービターを呼びます。最終ランクに未昇格のポーンを残したまま時計を押さないでください。
4種類の昇格を試す
強調された駒を選び、移動先を押して一手試してください。
よくある質問
到着先が安全なら攻撃されたマスを通れますか?
いいえ。キングの出発・通過・到着すべてを確認します。ルークへの攻撃とは別の条件です。
アンパッサンや昇格を次の手番まで待てますか?
待てません。アンパッサンは相手の2マス前進直後、昇格は最終ランクへ進むその手の一部です。
関連するルール
出典と適用範囲
FIDE Laws of Chess · 2023 · 3.7.3.1–3.7.3.5; 3.8.2; 4.4–4.7; 6.11.2.
2023年1月1日施行。対面での競技を解説しています。競技では公式規則と、その範囲内で定められた大会規定が適用されます。教材の局面は実戦の棋譜ではありません。